★大阪の小中学生3万人「漢検」無料 文科省は疑問視(朝日)
記事抜粋
>年間270万人が受ける漢字検定を実施している財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)が、大阪府内の小中学生約3万人を2月に無料で受検させることにした。これについて、文部科学省が疑問を呈している。協会によると、小中学生の漢字能力を確かめる目的の調査だが、同省は「なぜ大阪だけなのか。調査のあり方に問題がないか確かめたい」として事情を聴く方針だ。
大阪府教育委員会によると昨年10月末、協会側から「調査のため、児童生徒5万人に2年間続けて無料で受けてほしい」と提案があった。このため小学4年~中学2年を対象として、各小中学校を通じて希望者を募ったところ、計2万9千人の申し込みがあった。児童生徒たちは2月13日に学校で受検する予定。
協会によると、小中学生の漢字能力に関する調査を大規模に実施したいと思っていたところ、大阪府が「教育力向上プラン」を掲げて基礎学力をアップさせる方針を打ち出したため、漢字検定の活用を申し入れた。検定料は級ごとに異なるが、小学4年~中学卒業程度の7~3級は2千円で、約3万人の検定料は本来なら6千万円近くになる。
これに対し、文科省生涯学習推進課の担当者は「大規模、広範囲に調査したいのであれば、大阪に限定せず全国からサンプルをとる方法もある。一地域での調査が公益に資するものかを調べる必要がある」と話している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近、この財団法人「日本漢字能力検定協会」についての話題がよくメディアに登場します(過去の記事についてはコチラ)。
今回のこの記事についても「漢検儲けすぎ」という過去記事に関連するような気もします。要するに、儲けすぎているから、こういった無料での大規模なモニター調査ができるということです。
0 件のコメント:
コメントを投稿