★特許「もっと活用を」 半世紀ぶり抜本的な法改正へ(朝日)
>特許庁は1959年に制定された特許法を大幅に見直す。特許の本来の目的である「発明の保護」だけでなく、特許が積極的に活用されるよう「発明の利用促進」にも重点を置く。特許庁の研究会などで議論し、改正案を11年の通常国会に提出する方針だ。
特許の利用を促す仕組みとして、特許を新商品や新サービスに積極的に活用してほしい発明者などには、権利の維持に必要な費用を減額する特典を与える方向だ。
さらに財務基盤の弱いベンチャー企業が研究開発資金を確保できるよう、特許の出願段階で、それを担保に融資を受けられる支援制度の創設も検討する。
〈特許制度の見直しのポイント〉
・差し止め請求権など、特許の効力のあり方の見直し
・特許を開放すれば、権利の維持費用を減額するなど特許の活用促進
・審判制度や訴訟のあり方など効率的な紛争解決の手段の検討
・審査基準の見直しや明確化
・特許の早期の権利化のため、柔軟で早い審査体制を整備
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私は去年10月に特許申請を行いました(その内容に関しては◎HP版
「たった31文字で意味まで学べる!」四字熟語かるた・ことわざかるた・故事成語かるた参照)。
霞ヶ関のある弁理士会館に出向いて無料弁理士相談でいろいろ教えていただき、最終的には自分で特許申請いたしました(弁理士に申請を依頼すると30万くらいかかるということでした)。
特許申請だけなら15000円くらいで出来ます。しかし、その後特許審査請求に進むと、一気に20~30万くらいかかります(+弁理士に依頼するとさらにもう30万でしょうか?)。
安易な特許申請を防止するためか、それとも特許申請の内容の複雑化に伴う手間のせいか、最近特許申請料が大幅の値上げ(?)されました。
できるだけ早く現在の特許制度の見直しをお願いいたいところです。
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