2009年1月27日火曜日

「不撓不屈」とは・・・

【意味】

いくたびと 
  くじけるくらい 挫折をし 
でもあきらめず 初志を貫徹

【ひとこと解説】

この「不撓不屈」というのは何があっても絶対にあきらめないという意味です。「撓」とは、たわむ、みだれるという意味です。「たわむ」という言葉は日常あまり使いませんが、疲れて嫌になる、気力がなくなるという意味の言葉です。ですから、「不撓」で疲れても嫌にならない、気力を持ち続けるという意味になるものと思われます。

一方、「不屈」という言葉は、文字通り「屈しない」という意味です。
以上の「不撓」と「不屈」が組み合わさることによって、どんなことがあってもくじけない、負けない、挫折しないということになります。

ところで、先日、大相撲の朝青龍が大方の予想を覆し、初場所で見事優勝いたしました。漫画家のやくみつる氏などは1勝2敗1不戦敗で引退という予想をしていたくらいです。

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その大相撲では、大関横綱に昇進する際に口上が話題になります。この朝青龍は大関・横綱の昇進の際には四字熟語が含まれる口上を用いませんでしたが、最近の大関・横綱は好んで四字熟語を用いてきました。

貴乃花(2代目)の場合、大関に昇進したときも横綱の昇進したときもこの「不撓不屈」の精神という四字熟語が口上に含まれていました。今回の朝青龍の優勝にも「不撓不屈」の精神があてはまるのではいでしょうか。

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