2009年1月17日土曜日

「一攫千金」とは・・・

【意味】

苦労せず 一挙に大金 得るなんて そんなにうまく 行くはずもなく

【ひとこと解説】

本来の意味は、一挙に大金を得るということです。典型例は、宝くじで1等前後賞合わせて3億円当てるという例がもっともふさわしいのではないかと思います。
ただ、当たり前ですが、そう簡単に宝くじで3億円なんて当たりません。

株で資金を増やそうとしている方も多いでしょうが、去年後半に顕在化したアメリカの急激な株価下落により日経平均も一気に下がりました。持ち株を売ろうにも下がりすぎて売れずに塩漬けされている方も多いのではないかと思います。

結局、地道にコツコツ貯めるのが一番ということでしょうか・・・。

なお、「一攫千金」という四字熟語は、最近では「一獲千金」と書かれることが多くなっています。しかし、この四字熟語は、一掴みで大金を得るというところから来ているので「攫」という手偏(てへん)でなければなりません。「一獲千金」の「獲」は獣偏(ケモノヘン)ですから、動物と捕獲するときに用いられる漢字です。

現在、フジテレビ系列で島田紳助さんが総合司会をしている「一攫千金 ルー列島」というバラエティ番組が毎週金曜夜10時から放送されています。この番組はちゃんと「一攫千金」という文字を使っています。新聞のテレビ欄でもこ難しい「攫」で掲載されています。ご存知でした?

*この四字熟語は、★四字熟語・ことわざ・故事成語「たった31文字で意味まで学べる!」かるたシリーズで取り上げています。

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