2009年4月7日火曜日

「2匹目のどじょう」とは・・・

【意味】

2回目も 
  うまく行くとは 限らない 
たった一度の 成功では

【ひとこと解説】

実は私も初めて知ったのですが、「二匹目のどじょう」などということわざ・慣用句は存在しないようです。
広辞苑にも明鏡国語辞典にも私が持っていることわざ辞典にも載っていません。

この慣用句は、正確には「柳の下にいつも泥鰌(ドジョウ)はいない」または「柳の下に何時(いつ)も泥鰌(どじょう)は居らぬ」が正しいです。
このことわざが「柳の下の二匹目のドジョウを狙う」に変わり、これが更に短縮されて「二匹目のドジョウ」ということわざ・慣用句が一般的に広まった模様です。

その意味はどちらも同じで、一度うまくいったからといってその同じ方法でまたうまく行くとは限らないという意味です。
一度うまく行ったのは幸運のお陰であって、ラッキーはそうそうやってくるわけがないというニュアンスの意味合いがあります。

最近、全国ご当地B級グルメとして、焼きそばを売り物にする自治体が急速に増えています。B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」富士宮焼きそばが2年連続でグランプリになって有名になったことで、どこもまさに「二匹目のどじょう」を狙いにいってます。

私が知っているだけでも、横手やきそば上州太田やきそば黒石のつゆ焼きそば、石巻やきそば足利や桐生・佐野といった両毛地方のじゃがいも(ポテト)入り焼きそば、湯河原の担担やきそばなど、数えだしたらキリがありません。

また、焼きうどんを売りにしているのが、北九州の小倉です。

横手や小倉はもともと知名度がありましたが、ここにきてご当地焼きそばを盛り上げようという機運が多くの自治体で高まっています。

果たして二匹目のドジョウはいるのでしょうか・・・。


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