2009年4月14日火曜日

「言うは易く行うは難し」とは・・・

【意味】
いざそれを 
  実行するのは 難しい 
口で言うのは 誰でもできる

【ひとこと解説】
この言葉の意味は要するに、口でいうだけなら簡単で誰でもできるが、いざそれを実行するレベルになるとむずかしい、ということです。

今日の読売ネットでこんな記事を見つけました。
「日本に謝罪」…かつて対日批判急先鋒の米ノーベル賞教授

その内容は、
>2008年のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン米プリンストン大教授は13日、外国人記者団との質疑応答で、1990~2000年代のデフレ不況に対する日本政府や日本銀行の対応の遅さを批判したことを謝罪した。
 教授は、「日本は対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきたが、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている」と指摘。「(3月で8・5%と)上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」と述べ、経済危機を克服するのは予想以上に難しいとの見方を示した。
とのことです。

つまり、このノーベル賞学者は以前クチでは日本の不況対策を批判しておきながら、今回のアメリカ発の不況に際して対策をとろうにも実際やってみたら自分たちも以前の日本と同じ事をやっていると白状したということです。

まさに、「言うは易し行うは難し」です。

ノーベル賞を受賞した学者ですらこうです。
日本の報道番組やワイドショーで評論家っぽく批判している人たちも、今度自分たちが同じ状況に直面したらなにもできない可能性のほうが大きい気がします。

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