2009年4月21日火曜日

「悪事千里」とは・・・

【意味】
どこまでも 
  果てることなく 知れ渡る 
悪い行い 悪い評判

ご注意:「この31文字四字熟語を読者様ご自身のブログ・ホームページなどで引用を希望される場合、出典として“©オフィス四季茶寮”のリンクをお貼りいただければ引用した旨のご連絡は結構です。出典の明記のない無断借用はご遠慮願います

【ひとこと開設】
先週、美少年酒造という酒造会社の倒産が発表されました。
この会社は、三笠フーズという会社による事故米転売事件において、事故米の使用が発覚し、売り上げが激減しました。
しかし、この三笠フーズから20年以上にわたって毎年百数十万~200万円の裏金を受け取っていたことが発覚。

いわば「泣きっ面に蜂」といいますか、「弱り目に祟り目」状態にありました。
この「泣きっ面に蜂」ということわざも「弱り目に祟り目」ということわざも、不運に不運が重なることをいいますが、美少年酒造が三笠フーズから裏金をもらっていた点に関しては単なる「不運」ではないようです。

「不運」というよりも、「悪事」のほうに分類されてもおかしくないことです。
となると、この「悪事」というものが一度発覚してしまいますと、もうどうしようもありません。よく言われるように、信用を築くには長年を要しますが、信用を失うのは一瞬です。

「悪事」は一瞬で広く知れ渡ります。「悪事千里」という四字熟語はもともと「悪事千里を行く」の略ですが、(最近は「悪事千里を走る」ともいう)、現代のようにマスコミが発達すると「悪事」は一瞬で日本中、世界中を走ります。

悪い事には天罰が下ります。自業自得とはよく言ったものです。

なお、最近、ベスト電器の郵便法違反が問題になっています。これも絶対にやってはならない悪事です。ここまで大きな会社が倒産するということはないでしょうが、この悪事も会社にとっては大打撃なはずです。

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