野球WBCでの優勝メンバーであるシアトルマリナーズのイチロー選手は、毎朝欠かさずカレーを食べることで有名です。
もともと野球が好きな人からすれば有名な話だったのですが、第二回のWBC優勝によりイチローが毎朝カレーを食べることが頻繁に紹介され、今では食品メーカーが朝に絞ったカレー商品を発売されるまでになっています。
といいますか、ちょっとしたヒット商品になっているようです。
ただ、多くの方が経験していることかと思いますが、前の日のカレーを翌朝食べるのは「重い」とお感じの方が多いのではないでしょうか。第一ご飯の量が多いですし、それ以上に朝にカレーを食べると「うっ」という感じになりそうです。
で、実際のところはわかりませんが、イチロー選手が食べている「カレー」と私たち日本人が家庭で食べるカレーは実は別物ではないでしょうか。
つまり、我われ日本人がスーパーなどで購入してくるカレーはどろっとしています。この「どろっ」の正体は小麦粉のようですが、実はもうひとつ動物性油脂が含まれていることが大きい気がします。
カレーは香辛料の集合体の食べ物であり、もともとはサラサラした液状の食べ物です。しかし、日本ではご飯にかけて食べるためかサラサラのカレーよりもどろっしたカレーが好まれます。
香辛料主体ならカロリーも低いはずですが、日本で売られているカレールーには動物性油脂がたっぷり含まれており、これが原因でカロリーも高くなっています。
こんな油脂たっぷりのカレーを朝から食べようとするから「うっ」と来るわけです。
しかし、それでもなおイチロー選手は朝からカレーを食べ、しかも毎日食べるという。
ここから考えるに、やはりイチロー選手が毎朝食べているカレーは日本のカレールーから作ったカレーではなく、本来の香辛料主体のカレーではないかということです。そう考えれば「うっ」と来ることもなく、胃が重くなって練習に悪影響がでることも考えにくいです。
逆に、香辛料で目や体の機能が覚め、眠っていた体機能を目覚めさせてくれる気がします。
まさにこういった香辛料主体のカレーだとすれば、朝に最適なわけです。
サラリーマンのよくある会話。
「イチローは朝からカレーを食べるんだって。すごいよね。あんなもん朝から食べたら胃がもたれるよ」
でも、アナタたちが食べているカレーとイチロー選手が食べているカレーは別物だと私は思います。奥様お手製の手の込んだ本格カレーをイチロー選手は食べていると思います。
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