2009年5月27日水曜日

本読む親の子優秀 下位はワイドショー 

本読む親の子優秀 下位はワイドショー【ベネッセ調査】Asahi)

> 「成績上位の子どもの保護者は本をよく読む」「下位の子の親が好むのはテレビのワイドショー」。お茶の水女子大とベネッセ教育研究開発センターが共同で調査したところ、親をハッとさせるこんな結果が出た。保護者の普段の行動と子どもの学力には強い関係性があるという。
 調査は07年11月~08年2月、各地の5年生2952人と保護者2744人に実施。子どもにはベネッセのテストを解いてもらい、保護者には普段の行動などを選択肢から選んでもらった。
 国語の成績をみると、上位4分の1の最上位層の保護者の70.6%が「本(漫画や雑誌を除く)を読む」と答えたのに対し、下から4分の1の最下位層は56.9%にとどまり、13.7ポイントの差があった。最上位層では「家には本(漫画や雑誌を除く)がたくさんある」という回答も72.6%あり、最下位層より24.6ポイント高い。
「子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした」も80.9%で、17.9ポイント高かった。
 一方、最下位層の親に多いのは「テレビのワイドショーやバラエティー番組をよく見る」「カラオケに行く」など。

 しかし、成績下位の子の親が子どもの学習に無関心というわけではない。「ほとんど毎日、子どもに『勉強しなさい』という」という答えは56.9%と、最上位層より5.7ポイント高かった。調査チームは、子どもの成績が思わしくないために小言を言いがちになるのでは、とみている。

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この調査は今回初めて明らかになったものではありません。

親の読書と子供の成績の相関関係はこれまでもたびたびデータ上明らかになっています。子供に本を読ませるのではなく、親自身が本を読む家庭ほど子供の成績がいいのです。

子供にとって、難しい漢字を含め言葉や文字に触れることのできる環境はとても大事です。

2009年5月26日火曜日

「最適化」とは・・・

最適化・・・。

私はこの言葉にとても違和感を持っています。最近よく聞く言葉ですから、聞くうちに徐々に慣れてきて違和感がなくなるのが通常ですが、今でもなんでこのような言葉が存在するのだろうと思っています。

そもそも「最適化する」ではなく、「最適にする」「最適な状態にする」でいいはずです。
ではこの言葉はどこから生まれたのでしょう。ということで、ちょっと調べてみました。

まず言えることは、この「最適化」という言葉は広辞苑などの国語辞典に載っている言葉ではないということです。
かろうじてカタカナ語辞典パソコン用語辞典に載っています。

意味は、「パソコンやOSなどの実行環境に応じて、最大の処理能力を発揮できるようにプログラムやデータの形式を調整すること」だそうです。
ここからひとつ言えることは、この言葉はやはりパソコン用語であるということ。

とともに、よく調べてみると、この言葉はoptimaizeの訳語のようです。
パソコンやコンピュータに強い方はコンピュータ言語には強いものの、日本語という言語には無頓着らしく、なんでもかんでも「○○化」という言葉に訳したり新たな言葉を作るようです。
例えば「ガラパゴス化」とか。

名詞に「化」をつければその名詞のような状態にする言葉になったような気分になります。そのため「ガラパゴスのような状態にする」「ガラパゴスのような状態になっている」という言葉を表すために「ガラパゴス化」という言葉が生まれたのでしょう。
でも、「最適にする」はそのまま「最適にする」や「最適な状態にする」で足りるはずで、あえて「最適化する」といわないでいいはずです。

2009年5月24日日曜日

「ねえ、知ってる?」って何を?

数日前に書いた「豆しば」の記事ですが、リンクで貼った過去の「豆しば」CMご覧になったでしょうか。

*過去記事:「いま小学生を中心に知名度がものすごいのがコレ!」

すでにかなりのCMが放送されているんですね。しかも、豆は豆でも小豆やらグリンピースやら、その他レンズ豆しばトラ豆しばなどキャラクターも続々登場しています。

さてこのCMですが、数日前も述べましたように、これは豆メーカーのCMではありません。wikiによるとブランディングCMのようですが、個人的にはどちらかというとキャラクタービジネスが真の狙いのような気がします。

つまり、既にキャラクターグッズが販売されていますが、まずはキャラクターのブランドを確立し、これをもとにキャラクタービジネスを展開するという手法です。
キティちゃんや最近のまりもっこりのように、まずはキャラクターの認知度を上げ、その後関連グッズで儲けるという手法です。

実は私も豆しばグッズが欲しくて昨日ドンキに行ってきました。
大きなぬいぐるみや貯金箱はありましたが、ふだん持ち運んで自慢できるもの(?)はありませんでした(といいますかドンキは何がどこに置いてあるのかわからず、時間にゆとりのある人以外には不向きな店です)。

豆しばクリップが欲しいんですけど・・・。

2009年5月22日金曜日

なぜ新型インフルエンザは若い人ばかりが感染するのか?

なぜ新型インフルエンザは若い人ばかりが感染するのか?
これが今一番熱いトピックのひとつになっています。

例えば、数日前にこういう記事が出ています。
<新型インフル>高校生になぜ? 57年以前生まれに免疫か(エキサイトニュース)

ただ、単に高校生は活動的でいろんな人と接触するからそれでインフルエンザが広まるだけでは?という見方をしている人が最近増えている気がします。
狭い空間で緊密におしゃべりしたりすれば、そりゃ感染するよね~と言っている方があなたの周りにもたくさんいるのではないでしょうか。

まだ、誰もテレビ等で言っていないと思われますが、私は「コレステロールと免疫力との関係」に注目しています。

案外知らない人が多いですが、コレステロールが高い人は免疫力が高いのです。
コレステロール、下げ過ぎちゃダメ(夕刊フジブログ)

上記ブログを引用させていただきます
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>そもそもコレステロールというのは、細胞を構成する細胞膜の材料になる重要な物質である。その値を下げると、生体の基本的な働きに重大な支障が出るのだという。 「一番問題になるのは、免疫力が低下することです。そのため、がんになりやすくなるほか、さまざまな感染症にもかかりやすくなります」 免疫力の重要な働きは、体の中にできたがん細胞や、侵入してきたウイルスなどを見つけ出して排除することだ。ところが、コレステロールを下げすぎることで免疫力が衰え、がんなどが発症しやすくなるとなれば問題だ。

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日本以外の細かいことはわかりませんが、日本で感染が確認された人の中で20代以上の人は女性ばかりです。
男性も女性も30代・40代を境にして、多くの人がコレステロールが高めになっていきます。だから、新型インフルにはかかりにくい・・・。

30代以上の女性の感染が最近現れ始めていますが、実はこれらの女性は痩せていてコレステロールが低い方だったのではないでしょうか。これに対し、メタボと呼ばれている男性はコレステロールが高く、感染しにくい。
もちろん男性でも痩せていてコレステロールが低い人は感染しやすい。

なんて、なんの根拠もないですが、そろそろ誰かお医者さんあたりがコレステロールとの関係を指摘しださないかなと思っています。

2009年5月21日木曜日

新型インフル、東京・川崎の女子高生2人感染 NY帰り

新型インフル、東京・川崎の女子高生2人感染 NY帰り(Asahi)

>東京都と川崎市は20日、それぞれ1人ずつ新型の豚インフルエンザの感染者が確認された、と発表した。関係者によると、2人はいずれも川崎市内にある洗足学園高校の2年の女子生徒で、ニューヨークでの行事に参加し、19日に帰国した。八王子市の生徒(16)は同市内の東京医大八王子医療センターに、川崎市の生徒(16)は市立川崎病院に入院した。都と市は2人と接触した人たちの健康調査を行う。

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私どものHPには有名大学附属私立中学高校リンク集が付録として掲載されています。

今朝、このページへのアクセスが急増していて不思議に思ったのですが、調べてみるとほとんどの方が「川崎市 小中高一貫校」や「川崎市 私立 小中高一貫」というワードでグーグルやヤフー検索されて、このページにたどりついたようです。

テレビ報道の中では新型インフルエンザに感染した生徒の高校を実名ではなく、「川崎市にある小中高一貫校」と報道したようです。そのため、どこの学校か調べるためにグーグル検索・ヤフー検索されたということのようです。

このインフルエンザに感染した八王子在住の高校生は、リムジンバスで成田空港から多摩センターに行き、そこから電車で帰宅したとのことです。
この付近もものすごく学生が多いところです・・・。

2009年5月19日火曜日

いま小学生を中心に知名度がものすごいのがコレ!

豆しばというのをご存知でしょうか。

このCMを見れば、「あ~コレね」とわかる方も多いと思います。
http://dogatch.jp/anime_kids/mameshiba/movie.html

実は、この豆しば、小学生を中心に現在ものすごい知名度を誇っています。小学生低学年でもかなりの割合でみんな知っているようです。

しかも、かなり熱狂的に好きな子供が多いようです。
以前のぴちょんくんのような存在になりつつあります。

みなさんはご存知でしたか。私はこのCM、シュールすぎてちょっと苦手です・・・。
なお、この豆しばですが、これは納豆メーカーなどの豆のメーカーのCMではありません。これは知らなかった人も多いのではないでしょうか(といいつつ私もこの記事を書くまで知りませんでしたが)。

ちなみに、ドンキ(小売店のドンキホーテのこと)に行くと、豆しばグッズ売ってます。

休校生徒のカラオケ「お断り」の是非について

■休校生徒のカラオケ「お断り」 近畿の店「感染防止」(Asahi)

>休校中の18歳未満の生徒らの「入店お断り」――。近畿2府2県で94店舗を展開するカラオケ店「ジャンボカラオケ広場」(本部・京都市)は18日から、新型の豚インフルエンザの影響で休校となった学校の生徒・児童の入店を断り始めた。同社は「お客様同士の感染を防ぐため」としている。大阪では、ほかの大手カラオケチェーンでも同様の動きが広がっている。
 同社によると、密閉空間のカラオケルームは完全に消毒できないといい、18歳未満に絞ったのは「感染者のほとんどが高校生以下だから」。休校中の子供らに自宅待機を呼びかける行政の協力にもなると判断した。

入店の際、学生証の提示を求めて休校の有無を確認。休校中の学校の生徒らが含まれていれば、入店を断っている。
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やむを得ない措置と思われます。
ただ、平日の昼間に関してはあえて学生証の提示などは不要だと思われます。

学校が休校になっているのはインフルエンザの感染防止のためです。中高生は休みだからといってなにをやってもいいわけではなく、学校側は自習等の課題を与え、少なくとも授業のある時間帯くらいは自宅の机の前に座らせていいのではないかという気がします。

むしろ、これまでインフルエンザの感染者の出た学校だからといって「入店お断り」とし、そうでなければ入店OKというのでは学生も納得いかない面もでてくるのではないでしょうか・・・。

自由に遊んでいいよという理由で休校になったのではないのですから、中高生が平日昼間にカラオケに行くのはそもそもナシです。

2009年5月15日金曜日

しつこく訪問・勧誘、教材販売会社に業務停止命令

しつこく訪問・勧誘、教材販売会社に業務停止命令 (読売)

>学習教材の訪問販売でしつこく勧誘したなどとして、経済産業省は15日、「ゼンケン教育システム」(東京都新宿区)に対し、特定商取引法違反(不実告知など)で業務の一部停止を命令した。期間は訪問販売が3か月、電話などでの学習指導が6か月。


 同省によると、同社は2005年10月から、小中高校生がいる家庭で教材を訪問販売。「必要ない」と断られても2~3時間にわたって勧誘した。中途解約の申し出にも、「解約はできない」など虚偽の説明をした。

 同社の顧客数は約3万4000人で、中学生は平均約27万円、高校生は約45万円で契約。各地の消費生活センターには昨年までの3年間で、約200件の苦情や相談が寄せられていた。

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ひどい話ですが、それよりも驚いたのがその値段・・・。
中学用教材が27万、高校用教材が45万。

先々日、広告依頼の電話ををかけてきた業者さんも言っていましたが、当方が近々発売を開始する学習用教材は安すぎるそうです。

いやはや信じがたいですが、それが現状のようです・・・。

2009年5月14日木曜日

日馬富士 初日から4連勝!

大相撲夏場所。

大関・日馬富士が初日から負けなしの4連勝です。しかも、昨日は新関脇・豪栄道との全勝対決を制し、これで横綱および3役のなかで全勝は白鵬と2人だけとなりました。

ところで、この日馬富士ですが、みなさんはしっかりと読めるでしょうか。
私は当初なかなか読めませんでした。

まだ読めない方もいるかと思われますので、答えを先に書いておきますと「はるまふじ」と読みます。
私は何度も「ひるまふじ」とか、ときには「ひのえうま」とか読んでいました。

中には「ひつまぶし」と呼んでいるひともいるそうです(読めなくもないところがちょっと笑えます)。

この日馬富士の大関昇進の際の口上で用いた四字熟語は「全身全霊」(この大関昇進の際にこれまでの「安馬」を改め「日馬富士」になりました)。
つまり、「今後も全身全霊で相撲道に精進します」と口上を述べています。

2009年5月11日月曜日

「前人未踏」とは・・・

【意味】
今までに 

誰も一度も 踏み入れず 
到達していない 未知の領域


【ひとこと解説】
昨日5月10日の新聞やテレビのワイドショーでは次のようなタイトルの話題がでていました。
森光子「放浪記」2000回! 初演から48年! 89歳の誕生日に (東京中日スポーツ)

舞台の上演回数や初演からの年数もすごいですが、なんといっても年齢がすごいです。
新聞記事の中にも「前人未踏」の文字を用いているものが多数ありました。

お見事といいますか、あっぱれです。

私はゴールデンウィークに生まれ故郷に行き墓参りをしてきました。
生家の付近は大きく変わってしまったのですが、当時お隣さんだったご夫婦はまだ健在でした。

挨拶がてらこのご夫婦のところに立ち寄ったのですが、おいちゃんと呼んでいたおじさんはすでに88歳、おばちゃんは86歳でした。
まあこのおじちゃんは森光子さんとほぼ同い年なのですが、森光子さん以上にお元気でした。

最近はゲートボールにはまっているらしく、ゲートボールに行く日はカレンダーに丸がついています。でもよく見ると、月曜と水曜以外は毎週全部に丸がついているのです。しかも、規則的に火・木・金・土・日すべてに丸がついているわけです。
端から見ていた私は、これなら丸をつける必要はなく、月曜と水曜以外はゲートボールの日と覚えておけば済むという気すらしました。

家を後にする際におじさんと握手をしましたが、ものすごい握力でした。

思うのですが、80歳過ぎてもお元気なお年寄りの方の共通点として、とにかく
(1)歩くのが早い
(2)手の握る力が強い
という点が挙げられる気がします。

もしかしたら森光子さんもこの(1)(2)が当てはまるのではないでしょうか・・・。